01:45
先のことを考えることがある。
考えると、ただ、不安になる。
なのですぐやめる。
今を楽しく生きることしか真面目に考えられない。
親なのでそうもいかないのだけれど。
無理だ、と思ったことを綴っていた3、4年前からすると、信じられないくらい進化した自分。
どこか退化している気もするが、歳を重ねるということはそういうものである。
結婚、出産、育児。
怒涛だった。
心も頭も幼いまま、ここまで来てしまった。
そして冒頭へ戻る。
不安なのだ。
自分には何もない。
今起こっている全てのことがどこか自分ではない誰かの人生のように思える。
わたしは本当にこんな毎日を送ってきただろうか。
昨日はあっただろうか。
一昨日は?その前は?ひと月、ふた月、、
あしたは?
わたしは、わたしであるだろうか。
わたしのことはわたしが一番わかっているだろうか。
否。
わたしではないわたしに放り投げたい。
もう、やめてしまいたいのだ。
1:28
2:23
なかなか眠れない深夜。
彼はわたしの右隣で寝息をたてている。
普段ならその寝息につられて早い時間に眠りにつけるのだけれど、昨日からすんなりと眠ることができない。
昨日は好きな動画投稿屋さんの雑談動画を流して寝た。
そういえば彼が家にいるようになる前はいつもそうして寝ていた。
複数人の話し声を聞いていると落ち着いて眠れるのだ。
聞きすぎて癖になってしまっただろうか。
彼はのび太くん並みに眠りにつくのがはやい。
それだけ疲れる仕事をこなしているということだろうか。
もしくはエネルギーの消費が尋常じゃないか、赤ちゃんか。そのうち2つは当てはまりそうだ。
わたしが左に寝返りを打つと、彼は高確率で同じように寝返りを打って腕を回してくる。
さっきもそうだった。
それに加えてぎゅうぎゅうと抱きしめるので、抱き枕とでも思われたかもしれない。
抱き心地が良いということでプラスにとらえる。
彼は寝ているとき、起きてすぐの記憶がほぼないのでにこにこするようなイベントを無意識に発生させてくれる。
実に平和である。
ぜひあれやこれやお話したいところではあるけれど、彼のイメージを崩さないため(?)に、具体的なエピソードは省略。
ただ1つだけ、先程トイレに行って帰ってきた後のエピソードを明かすことにする。
帰ってきて布団へ戻ると、彼が腕を回し、何故かお腹の辺りをトントンと優しく叩いてくれた。意識はないと思うが、〇〇ちゃんはお腹痛い と本能的に思いトントンしてくれたのだろう。
ああなんて都合のいい解釈。
ちなみにお腹は痛くないし、ただ膀胱の限界が来ただけだった。
彼はやさしいひとなのだ。
さすがに眠らないとならない。
昨日と同じく雑談を聞きながら眠ることにする。
みんなと彼によい夢と明日が訪れますように。
3:58
不眠。
今更だけれど、彼と恋人同士なのは奇跡だ。
そんな安っぽい言葉で片付けたくないし、現実味がないような言葉は嫌いだけれど、そう思う。
もう少し深く言うと彼と出会い、親しくなり、好意を抱いてもらえたのは 偶然とか運命 ではなくて 必然 だった。必然的な出来事だった。
わたしや彼の人生において、お互いが登場するのは必然的だったのだ。
前にお付き合いした人たちがそうでないわけじゃない。
みんな必然的に出会って、別れた。
もし彼と別れる世界線ならわたしはその後どうなってしまうんだろう。
今のところそのビジョンは見えていない。
見たくないだけだったらどうしよう。
彼と恋人同士でなくなるような世界線じゃありませんように、と気休めに祈る。
魚の骨をとってくれる彼の唯一の存在になりてえ。
必然さんお仕事お願いします。
自分の不安な気持ちを落ち着かせるためにこんなこと書いたけど落ち着くどころかご乱心だ。
阿呆だ。
不安になるくらいならやらなければいいのだ。朝ごはん作るのやめた。
そんなことで悩むなよと思ったな、そういうお年頃なんだ。
朝日、はよのぼれ
3:10
かれしとすごくいい感じ〜!日本一しあわせな女〜!なんて思ってたけれど、その数日後には沈む。撃沈。
わたしは好きな人のことなら何でも知りたい。
昨晩見た夢も、友達とのラインも、裏垢もリア垢もいくつアカウント所持してるかも。
この間行ったお店の店員がかわいかった、散財した、推しが尊い。言いづらいことも嫌な顔せず聞くから言ってほしい。
自撮りあげるなとか。
思ってること全部共有したい。
頭を覗ける力がほしい。
どうしてわたしには教えてくれないの?って聞きたい。重いから聞けない。
何でも言ってねっていつもいつも言ってるのに。
でもきっとわたしもそういう風に思われてることがたくさんある。お互い様だってわかるから言わない。
きょうもほんとは 洗うお洋服出来ればわかるところに置いてね なんて言いたくなかった。
だってこんなこというの前の好きな人と同じじゃん。わたしこういう細かいこといっぱい言われてだめになってたじゃん。
自分が嫌な気持ちになったことはしたくない。何で言ったんやろか、、
忙しくていっぱいいっぱいなのに洗い物もお洗濯もお迎えまでしてくれる、わたしの相手たくさんしてくれる、こんなにすてきなひとなのにこれ以上求めてはならない。
むしろわたしがもっとがんばらければならない。努力。
えらい?えらい?ってするのをやめよう、当たり前のことだ。
褒めてもらえなくてもがんばれるようにしよう。
がんばりすぎて泣くのもやめよう。
もっとおいしいご飯作れるようにしよう。
物は丁寧に使おう。
洗い物はすぐやろう。
つい自分の話ばかりするのもやめよう。
自撮りもあんまりしないどこう。
いつも気分よくいよう。
しつこいのもやめよう。
こんな子逃さんって思ってもらえるようにね
自分の機嫌は自分でとれって好きだった人に言われてすごく悲しかったけど、今は前より出来てると思うわけ。
むりなときもあるじゃん。かわいくないなあ、うわーんってなったら誰かに かわいいよだいすきだよ って言ってもらえないとだめじゃんね。
3:25
どうもわたしが彼の すきなひと です。
と思いながら日々生きている。
それでもどうしても不安が襲ってくるときがある。
これはわたしあるあるなのだけれど、大きな問題が何もなくてもそれは来る。
隔週で来るときもあれば、月に一度、二月に一度のときもある。意に反して来てしまう厄介ものだ。
自分を含め周りのこと全てが不安になって、わたしの中を駆け巡る。
わたしはそれに耐えきれず泣いてしまう。
何に泣いているのか自分でもわからない。でも涙が出るのだ。
それに釣られて、些細な悲しい出来事で泣く。
ネイルが剥げたとか、片付けが上手くいかないとか、早く起きれなかったとか。
もっとかわいい顔がいいとか。
たくさん泣くと次は全てどうでもよくなる。
どうでもいい、どうにでもなると思わないとわたしの心は持たないようだ。
都合よく出来てるなあと思うし、何事もよく考え懸命に生きる彼を目の前にすると心底自分が嫌になる。
そんな風に考えてしまうと負のループなので自分は自分だ〜なんて思うようにしている。
全然思えないけど。
わたしはいつになったらこの甘ったれたメンタルを塗り替えられるのか。
大人になりたくないと思っているうちは無理だろう。
泣いてしまうままでは無理だろう。
子供でいられる間に死んじゃいたい。
なんてね!
3:59
大抵、金曜の夜はすきなひとが隣で寝る。
今日は誰もいない。彼が持ってきたねこのぬいぐるみが隣に転がっているだけだ。
大抵、木曜の夜はムダ毛処理をする。ボディークリームも塗る。爪もきれいに塗り直す。髪も乾かしてから寝る。調子がいいときはパックまでする。
すきなひとにすきでいてほしいから。
けれど今日起きて、彼からのメッセージを見て、全てのやる気が失せた。
やっぱり土曜はお仕事だ、と。
仕方ないことなのは十分納得している。
事前に聞いていたし、やる気が失せる程のことじゃない。
それでもわたしは彼のことがすきなのだ。
一番嫌な気持ちなのはきっと彼だろう。
わたしは何も言わない。
会う時間が減っても、彼は会いに来てくれるのだから。
何も言えない。
これ以上のことはしてもらえない。してほしくない。
平気なのだ。
準備の時間が増えたと思って有意義に過ごせばいい。
何だか今週はわたしに時間がありすぎた。だから少し寂しいのかもしれない。
彼がいない金曜日はつい夜更かしになる。
起きたら彼の好きなシュークリームを作って待とう。